芦屋 則 経歴
- - 愛媛県大洲市生まれ、広島・山口育ち。
- - 小学校5年で初めてカメラを手にし、瀬戸内の海山を駆け回る。
- - 大学卒業後、建設コンサルタントとして日本全国の海岸・海洋の調査に従事。
- - 20代後半、渡米。ハワイで海洋工学を学ぶかたわら、フロリダほかアメリカ各地を周遊。
- - 帰国して復職後、技術士取得。 以後、フリーのコンサルタントとなり、写真家としての活動も本格化。
- - 座右の銘:「すべてのことには意味がある」
基本的には "インテリア写真" として、広く人々に愛されるものを目指しています。
毎日眺めていても、安らぎやインスピレーションを与え続ける力がある写真が、いまのような混沌とした社会では求められているように思います。
部屋に飾る写真は派手すぎてもいけません。強調やデフォルメ、芸術性が強調されすぎた写真はインテリアには合いません。
ポップな写真は見ていて楽しいけれども、強烈な写真はすぐに嫌気がさしてしまいます。
有名な作家の作品だからといって、コンテストで1位だからといって、良いインテリア写真とは限らないのです。
壁に飾る写真は、そういうものではないと思います。芸術論ではなく、生活に根付いた写真というものがあるのではないでしょうか。
常にそばに置いておいても気にならない。しかし何かを確実に伝えてくれる… 潜在意識に作用するようなものを人は欲するのではないでしょうか。
いつもそこにあるといい、長く飾っておきたい写真には、何か言いしれない魅力があります。
奥に秘めた魔力が永遠に失われないような写真…… そうしたものを目指したいと考えています。