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応用編 第3章 セルフビルドに最適なモデル集 K

シンプルな平屋を増築していく

高床式住宅とは、通常は、40〜50cm程度の高さの基礎を1m以上もの床高とした建物であり、湿気や出水の多い土地ではよく採用される形式です。公庫融資住宅の場合は、基礎高を1m以上とると、防腐処理が軽減される特典もあります。この案では1m高の基礎を設け、その上にヨーロッパ風のモダンな平屋を構築します。各部屋のレイアウトはオーソドックスなものですが、外観をスタイリッシュにするため、屋根部にトップライトを取り入れるドーマーを設けるとともに、LDの一部の屋根をガラス張りにしています。屋根勾配もやや急にとることで外観がしまって見えるとともに、屋根裏収納を設けるスペースが創出可能となります。

セルフビルド用住宅としては、シンプルな長屋であることから、部分部分に区切って建て増ししていくことが考えられます。キッチンLD部分を先に建て、子供部屋と寝室部分を後で建て増しすると良いでしょう。バストイレは、とりあえず小さめのユニットバス(一畳程度)を先に建てた側のどこかに臨時のものとして取りけると、生活をしながら建て増しができるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

西棟46.4m2

東棟:49.7m2

総床面積96.1m2

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