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応用編 第3章 セルフビルドに最適な住宅モデル集 I

大きな吹き抜けのある2階棟と平屋をつなぐ

住宅の吹き抜けには、階段の吹き抜け、玄関ホールの吹き抜け、居間の吹き抜けなどがあります。吹き抜けは同じ床面積であっても、そのボリュームは圧倒的に増すため、視覚的な広がりを感じさせ、採光の面でもプラスとなるため、空間演出の技法としては優れたもののひとつです。

吹き抜けはそれなりの広さを持たせないと中途半端なものになるため、この案では、階段の吹き抜けと玄関ホールの吹き抜けの二つを組み合わせることで大き目の吹き抜けとしています。外部からも効果的に見せるため、玄関先のポーチを広くとるとともに、面積の大きなFIX窓を拭く抜けの2階部分に取り付けています。2階建棟はプライベートスペース、平屋棟はパブリックスペースとするゾーニングは、これまでの案でも見られたものです。

セルフビルド用住宅としては、やはり平屋部分からはじめ、2階部分を増築していく形がオーソドックスなやり方でしょう。

 

 

 

 

西2階棟:77.1m2

東平屋棟:55.0m2

総床面積:132.3m2

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