庭づくりことはじめ

21日は、「金冠日食の日」でした。朝からテレビをつけると、その話題でもちきり。わたし自身は、人さまが騒ぎ立てている事柄は、どちらかというと敬遠しがちな、偏屈者。ただ、平安時代以来・・・とかいわれると、さすがに老い先短い身。やっぱ、見ておかなくては死んでも死にきれん・・・と、いうことで、やはり朝早くから庭先に立つことにしました。ただ立っているだけでは、芸がないので、ここはやはり自称「写真家」である以上、一応、写真に収めておくべきか、とも思い、望遠レンズをセットして、刻々と訪れるであろう、「黒星」を待ちました。

しかし、当日の天気予報の「曇り」の予測どおり、空の上は薄い雲に覆われ、どうも世紀の天体ショーは望み薄。それでも、ときおり薄日のさす瞬間もあるので、あきらめずに20分ばかり天を仰いでいたところ、7時25分すぎのことです。少し雲が晴れ、その隙間から、見えました~ 黒い饅頭に食われた太陽がぁ。露出に気をつけながら、7~8枚を愛用のデジカメで撮りましたが、ほんの数分間だけのチャンスだっただけに、まあなんとか、見れるかな、というのは数枚。それでも、そんな短い時間で、よく撮れたなーと自画自賛。と、いうことで、とりあえず本ブログにもアップしてみました。

あとで見たニュースによれば、同じ静岡県内でも完全無欠の「黒星」が見れたところもあったようです。が、ここ修善寺では完全版にはご縁がなかったということなのですが、ま、次もあるさ、ということで、もともとそんなに興味があったわけでもなく、さばさばしたもんです。ただ、ここ伊豆で次に見れるのは、ウン百年後のことらしく、そんときは、さすがに生きておらんだろう。また、生まれ変わって別の世界でみておるんかしら。それとも、別の宇宙、別の次元にいて、まったく違う天体の食をみているのかも・・・などと妄想は膨らんでいくのでした・・・

さて、日食が終わったからといって、今のところ、何かが変わった、なんか起こった、ということは、今のところなさそうです。昨年の東北の地震津波を予言した、知覚障害? 知恵おくれ? の児童が、今度はまた、5.21に何かが起こる、と言ったとか言わないとかいう話も聞きましたが、とりあえず、今日までのところは日本は安泰。世界的にも大きな事件はなさそうです。が、期待している、というわけでもないのですが、まだまだ、1週間内外は何がおこるかもしれません。みなさん気をつけましょう。

さて、我が家でも、先週のSさんご夫婦の来訪以来、とくに大きな出来事もありませんが、Sさんご夫婦が帰られた直後に、この家のリフォームを手掛けてくださったTさんから、久々にお電話がありました。いつも元気で、静岡県内のあちこちの現場を飛びまわっているTさんなのですが、実は先月に突然、脳こうそくで倒れました。幸い発見が早かったのと、脳の血栓が小さかったらしく、左手に少ししびれが残る程度で回復し、10日ほどで退院できたとのこと。先日退院後に、近くの朝市でとりたての野菜とわさびを手土産に、わざわざご報告に来られましたが、ご病気だったとは信じられないほどお元気で、びっくりさせられました。

Tさんには、脳こうそくを発症される前に、最後まで残っていたリフォームのひとつの、門回りの工事の依頼をしていました。我が家にはいまだ、ポストやインターフォンなどがなく、階段を上がった先には門もなく、玄関まで裸の状態。お客さんが見えられても、玄関先で大きな声で呼んでいただくしかなく、ポストも仮のものを置いてしのいでいたのです。なるべく早く工事をやりたかったのですが、Tさんのご病気とともに、のびのびになっており、ようやく元気になったTさんからお声がかかったという次第。

その後、TさんとTさんのお友達で左官屋さんのUさんと打ち合わせも行い、昨日からようやくUさんが工事にとりかかってくださいました。

昨日はあいにくの雨模様でしたが、Uさんは朝早くから来られ、ほぼ一日かけて、門回りのコンクリート基礎の型枠設置などの作業をおこないました。実は、私も先週から東側の庭の整備の作業を始めていて、同じ庭先で、Uさんと日がなもくもくと作業をしていました。Uさんは、同じ別荘地内の住人。目と鼻の先のところに住んでいらっしゃるとのことで、ふもとの大仁のお生まれ。この別荘地に越してかられてからもう8年もなるとのこと。わたしよりも一回り年上ですが、きさくな方で、ときおりお互い手を休めたときに交わす会話もとても楽しいもの。これまで知らなかった伊豆のいろいろな情報も教えていただくこともでき、これからもいいお友達になれそうだな、というかんじです。

庭の整備と門回りの完成形については、またいずれ詳しくアップしたいと思います。そうそう、庭といえば、我が家には竹の子が出ます。うちの庭に竹林があるわけではないのですが、すぐおとなりの庭先には小さいながらも竹藪があって、そこから、地下茎が我が家の庭にまで侵入してくるのです。数はそれほど多くはないのですが、これまですでに、4本ほど竹の子を「収穫」し、それぞれに、おいしくいただいたのは言うまでもありません。

竹の「子」の時期を逸し、大きくなってしまった竹は、驚くほどの速さで成長します。たった一晩で50~100cmほど成長する、といったら、ウソと思われるかもしれませんが、本当です。「雨後の竹の子」という言葉がありまうが、我が家でも先日の夕方には何の変化もなかった地面から、雨上がりの翌朝、50cmほどの竹の子が出ていました。さらに、夜、お隣の竹藪のほうから、ミシッ、ミシッという音がします。これも信じがたいことなのですが、竹の成長する音です。人間でも、成長の早い子供は、自分の体の骨の成長の音を自覚できる、という話を聞いたことがありますが、植物も同じなんだなーと実感。

季節はどんどん梅雨に向かっているようですが、これからも、そんな中の修善寺の季節もの変化をあれこれ楽しめそうです。さて、今日はどんな変化にめぐりあえるでしょうか。