あぁ連休

2014-1060963今年のゴールデンウィークは、前半の休日が割と飛び飛びで、連休を取りにくいパターンで、後半の5月に入ってからの3~7日の4連休のほうをメインに遊びにでかけよう、と考えている人も多いのではないでしょうか。

以前はもっと休日が飛び飛びになることも多かったものですが、1985年(昭和60年)の「祝日法」の改正によって5月4日が「みどりの日」となり、土曜日や平日であってもその次の月曜日が振替休日となりました。

さらに2005年に行われた祝日法の改正では、5月3日の「憲法記念日」や4日の「みどりの日が日曜日と重なった場合、5日の「こどもの日」の翌日には必ず振替休日を設けるように改められました。

2005年度のこの制度改正は、5月4日が日曜日となる2008年に最初に適用され、この年は5日が月曜日だったため、振替休日が初めて月曜日以外の火曜日となりました。

以後、少々カレンダーが悪く3連休にとどまった2011年を除けば、ほぼ毎年のようにこの時期は4連休や5連休が楽しめるようになったわけですが、このためか、以前は「飛び石連休」という言葉がよく使われていましたが、最近はあまり使われなくなったほどです。

この「ゴールデンウィーク」をいつからこう呼ぶようになったかですが、これは意外に古く、1950年代から既に飛び石連休とともに、この呼び名はあったようです。

映画会社の大映と松竹が競作した獅子文六原作の「自由学校」という映画があり、これは1951年(昭和26年)に封切られ、お正月以上に大ヒットした映画でしたが、映画界としては、このヒットによりこうした映画を、正月や盆以外の時期にも流行らせたいと考え、宣伝用としてひねり出したのが「ゴールデンウィーク」でした。

当時の大映常務取締役であった松山英夫という人が考案したそうで、自由学校がヒットした翌年の1952年(昭和27年)ころから「ゴールデンウィークには●●を見に行こう」といった具合に宣伝によく使われるようになった結果、5月の連休中の観客動員数はある程度増え、やがて映画界だけでなく他の業界でも使われるようになっていきました。

大映はこれに気を良くして、秋の文化の日を中心とした飛び石連休期間も、「シルバーウィーク」と名付けたそうですが、こちらは「シルバー」と聞いて年配の人をイメージする人が多かったためか、あまり定着しませんでした。

しかし、平成13年から導入された、「ハッピーマンデー制度」により、国民の祝日の一部を、従来の日付から特定の月曜日に移動させるようになったため、これに伴いそれまで9月15日だった敬老の日が、9月第3月曜日となるなど、秋にも3連休以上の大型連休ができるようになりました。

このため、それまであまり使われなかったシルバーウィークという言葉が使われるようになり、ゴールデンウィークと合わせ、春と秋の二度の大型の連休として国民に親しまれるようになっています。

ところが、某国営放送局や、一部の民放、新聞などは、この「ゴールデンウィーク」「シルバーウィーク」という言葉の発祥が映画業界だったことから、ライバルの映画業界の宣伝になるような言葉はなるべく使わないようにしているようです。

また、年配者に分かりづらい、ということもあってこれを使わず、「春の大型連休」のように、「大型連休」という言葉を使うことにしているといいます。

なので、テレビのニュースなどを見ると、今でも「ゴールデンウィーク」という言葉はあまり使われておらず、例外はありますが、たいていは「大型連休」という言葉を使っていようです。

ちなみに某NHKでは「ゴールデンウイーク」を用いない理由を一応釈明しており、それは、この時期に連休にもかかわらず休めない人から「何がゴールデンだ」という抗議が来るといったことや、国営放送でもあることから、外来語・片仮名語を極力避けたい、ということであったようです。

また、ゴールデン「ウィーク」といいながら、1週間よりも長くなることも多いため、「ウィーク」はおかしい、などと屁理屈を唱えるひともNHKの中にはいたようです。

しかし、“NHK”というのはそもそも、「日本放送協会(Nihon/Housou/Kyouki)の略語であり、日本語のローマ字読みの頭文字をそのまま使ったもので、そんなに外来語がお嫌いならアルファベットなども使わなければいいのに、と突っ込みたくなるのは私だけでしょうか。

ただ、このゴールデンウィークという言葉自体は、2004年に損害保険ジャパンが商標登録してしまっており、NHKとしても、それならなおさら放送中では使えない、ということもあるみたいです。

しかし、確かに土日祝日などが書き入れどきで休めない人にとっては、何がゴールデンウィークだという人も多いでしょう。「休日ばかりでちっとも休めやしない」、という妙な声が聞こえてきそうですが、こうした人達は、連休前や連休が終わってから休みをとったり、別の時期にまとめて休みを貰ったりしているのだと思います。

ただ、昨今の不況下では、製造部門を持つ企業などにおいては、この期間を生産調整・在庫調整にあて、通常の休日にさらに数日上乗せして従業員をさらに長期に休ませようとするところもあり、こうした企業に勤める人達は働いて収入を得たくても強制的に休まされるわけで、逆の意味の不満があるようです。

この点、出版業界では、印刷業界では従業員にカレンダー通りの連休をとらせることも多いことから、連休中は出版がしづらく、このためとくに週刊誌などでは、苦肉の策として連休前に「合併号」の発行を行うこなどが一般的に行われています。

本当は出版業界としては、連休時にたくさん本を売りたいところなのでしょうが、自分たちの都合よりも、支えてくれている印刷所の連休に合わせているというのが実情であり、この辺は、いかにも日本的というかんじがします。

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このように、飲食業界や運輸業界、一部製造業界などを除けば、日本全国はおおむねこの時期はお休みモードであり、とくに新緑にも恵まれる良い時期でもあることから、この時期を旅行シーズンと考え、あちこちに旅に出る人も多いようです。

ゴールデンウィークとの名称が用いられ始めた時代は、せいぜい映画鑑賞や近場の百貨店での買い物、近郊の遊園地への行楽、周辺の行楽地へのハイキングといった日帰り旅行などがこの時期の一般的な過ごし方でしたが、最近はこの時期よりも更に長期の休みが取れることから、国内のみならず海外へ行く人も増えています。

このため、毎年ゴールデンウィークの序盤と終盤において、主要ターミナル駅・空港などでは多くの乗客であふれ、またテレビ・新聞などのマスコミもこれらの様子をよく報道するので、「ゴールデンウィークは家族連れの旅行が多い」というイメージが定着しています。

ところが、親子連れでの海外旅行は、2004年以降極端に減少しているそうで、これは不況の影響とは無関係ではないでしょう。この時期を余暇として活用する場合、できるだけ外出を避け、もっぱら静養・テレビ視聴・読書などで自宅内で過ごす人も増えているといい、私のように人ごみの中を旅行なんてとんでもない、という人も多いと思います。

しかし減ったとはいえ、移動距離や日常生活圏から離れる時期の長短に差はあるものの、この時期の余暇は野外活動や旅行として活用する人が依然多いのは確かで、ハワイなど海外の観光地では、観光業に従事するあちらの旅行関係者や現地人の間で和製英語である “Golden Week”がそのまま通じるほどだといいます。

国内においても、コンサートや何等かのイベントが行われることが多く、博多どんたくやひろしまフラワーフェスティバルのようにすごい人出となるイベントもあり、ここ静岡でも「浜松まつり」などに毎年多くの人が集まります。

これらのイベント目的の移動だけでなく、この時期に故郷へ帰省する人も多いため、主要な高速道路の一部区間に渋滞が発生し、10~100km以上にも及ぶ場合もあり、全席指定車の列車以外の新幹線や主要な特急列車・高速バなどものきなみ混雑し、切符を入手するのさえ困難ということになります。

しかも、飛行機や列車の運賃には「繁忙期」が適用されて高くなり、またJRなどでは、平日では割安な新幹線・特急列車などの特別企画乗車券に利用制限がかかって使えなくなってしまいます。

その他、各地の観光地・繁華街はどこも混雑し、関東にも名古屋圏にも近いここ伊豆などでは、どこへ行っても他県ナンバーばかりとなり、ちょっとスーパーマーケットに買い物に行くのですら、渋滞に巻き込まれるといった有様です。

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我が家では、おととしにここへ引っ越してきてこれを知ったため、昨年の連休時にはなるべく鳴りをひそめ、あまり遠出をしないように心掛けましたが、今年もまたその時期がきたかと、戦々恐々です。

ほぼ自営業の私としては、このように「ゴールデンウィーク」はあまりありがたくないものなのですが、一般的にもこのような長期連休は望ましくないと考える人も多いようです。

その理由のひとつには、そもそもの休日の意味がわからなくなるということです。みどりの日や昭和の日はもともとは天皇誕生日だったものですが、その意味合いはとっくに失われてしまっています。

また、憲法記念日なども、長い休みの中に埋もれてしまっていて、この日に改めて憲法について考えてみよう、という人などいないのではないでしょうか。

1947年5月3日に日本国憲法が法律的に成立した(施行された)のを記念して1948年から祝日になったものですが、一般国民に知らしめる、いわゆる公布は11月3日であり、この日もまた文化の日として休日となっていることから、この日に統一してしまってはどうか、とする意見もあるようです。

しかし、5月3日を休日とすることを返上してしまえ、というのは今のように国をあげて休日増やそうとしているトレンドに逆行してしまいます。なので、天皇の逝去によって天皇誕生日がみどりの日に移行したように、この憲法記念日も文化の日に統合し、5月3日は別の「○○の日」にすればいい、という意見もあるわけです。

また、休日をもっと増やしたいという向きでは、現在は休日となっていない5月1日のメーデーも祝日にしたらいい、という意見もあります。

しかし、メーデーは「労働者の日」の意味があり、労働記念日としては、日本にはこのほかにも「勤労感謝の日」というのがあって、それぞれの共存が難しくなります。

またメーデー自体は、欧米から輸入された制度であり、その歴史的経緯から社会主義的であるとみなされることも多いようです。一方の勤労感謝の日というのは、昔からある日本独特の労働者の日であって、こうした欧米の労働者の日といっしょくたにすべきでない、というわけです。

農業国家である日本は、古くから神々に五穀の収穫を祝う風習があり、その年の収穫物は国家としてもそれからの一年を養う大切な蓄えとなることから、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まったのが、「新嘗祭」です。勤労感謝の日というのはすなわちこの昔の新嘗祭を近代風に改めたことばになります。

従って5月1日を祝日にして、大型連休をさらに大型にしようという目論見は当面実現しそうにありません。

また、ただでさえこの時期には交通が混雑するのにこれ以上、人やモノがこの時期一定の場所に集中するのは避けたい、という向きも多く、むしろ大型連休を解体して、別のところへ持って行くべきだとする声も高いようです。

こうしたことを受け、国土交通省は、春の大型連休と秋の連休を地域別に分散して設定することなどを検討していて、これをもとに祝日法の改正案を計画しているようです。

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具体的には、これからもさらに祝日を増やし続けていけば、祝日の意味もありがたみもなくなる可能性があることから、まずは「休日となる国民の祝日」の日数はこれ以上増やさないことを前提とします。

そのうえで、日付そのものに意味がある従来の国民の祝日は「記念日」とし、振替休日や、「みどりの日」や「海の日」などのように、その言葉の意味からも必ずしも特定の日付に依存しない祝日は、ただの「休日」として、それぞれの意味を明確に分けます。

こうした上で、「記念日」としての「国民の祝日」はそのまま残しながら、後発組の「休日」は、5月の大型連休の時期と10月の大型連休の二時期にまとめて移します。

そして、春の大型連休時には、基本的に憲法記念日、みどりの日、子供の日の3連休に2の休日や土日を加えて操作し、かならず5連休になるようにします。また、秋の大型連休時にも敬老の日、体育の日を従来どおり記念日と位置づけ、その他の時期から移してきた休日や土日と合わせ、ここでも5連休を形成します。

そのうえで、日本全国を5ブロックぐらいにわけ、それぞれのブロックで、この5連休をずらして適用します。

例えば、4月の終わりごろから、九州沖縄・中国四国地方や北海道の5連休が、始まったら、その週の半ばからは、今度は近畿地方やここから少し離れた関東地方の5連休がずれて始まるようにし、漸次そのほかのブロック地方でもずらして連休をとらせます。

こうすれば、毎年必ず春夏二回5連休を味わうことができ、しかも地方地方で連休になる時期が異なるので、どこかのブロックに連休であるがゆえに交通が一局集中する、といった問題が解消されます。

この案は、なかなか合理的じゃないか、ということで、真剣に検討されているようです。しかし、東京では5連休なので、これを利用して地方に帰郷したら、帰郷先の両親一家は連休ではなく、勤務だったために皆で楽しめない、というパターンがあります。

これに加えて休日には休めない職種の人との兼ね合いもあり、全国展開をしている会社などでは、社員が一律に同じときに休めない、といった問題も出てきたりして、なかなかそうはうまくいかないのでは、という気がします。

また、戦後、慣行として大型連休、ゴールデンウィークとして国民に親しまれているこのお休み期間をなくしてしまうことには、相当反発がありそうで、そうややすと消滅させることはできないのではないかと思われます。

ただ、一定時期に長~い休みが続くというのは、教育や勤労の効率を考えるとあまり喜ばしいことではありません。よく言われる「五月病」などは、長い連休の明けによく起こる社会的現象です。

春に生活環境が大きく変化した中で、新しい生活や環境に適応できなかった学生や社会人となったばかりの若者は、ゴールデンウィーク中に疲れが一気に噴き出し、長い休みのあとの復帰後に理由不明確な体や心の不調に陥ります。

なので、過ぎたるは及ばざるがごとし、のことわざにもあるように、休みは適度の長さのものを頻繁にとるのがいい、と言う人が多いのもまた確かです。

日本以外の諸外国では、クリスマスや正月など以外でまとまった休日を定めて連休とする国は少ないようで、5月1日のメーデーも祝日としていない国も結構あります。

OECD加盟国では、日本のほか、米国、イギリス、オランダ、スイス、デンマーク、トルコ、韓国などはメーデーは祝日ではありません。

もっともギリシャなどヨーロッパのいくつかの国では、5月1日は祝日となっていますが、これはメーデーのためではなく、春の訪れを祝う伝統的な祭日、すなわち「五月祭」としての意味合いのほうが強いようです。

かつて、ヨーロッパ各地では、精霊によって農作物が育つと考えられており、その精霊は、女王や乙女のかたちで表現されていました。古代ローマではすでに、豊穣の女神マイアを祭って供物が捧げられ、夏の豊穣を予祝する日として5月1日を祝っていました。

これが現在では、ヨーロッパ各地に広まり、春の訪れを祝う日、植物の生育・動物の繁殖の季節を迎える喜びを祝う日として定着し、この時期の結婚は象徴的なものとされるようになり、「五月女王(メイクィーン)」と呼ばれる風習が生まれました。

例えば、ドイツ南西部の、バーデン=ヴュルテンベルク州ツンツィンゲンでは、12歳くらいの少女が、「天の花嫁」に扮して、案内役の女の子2人と、7、8人の少女をしたがえているという「結婚式ごっご」を行うそうです。

お伴の最後尾の少女はかごを下げ、天の花嫁の訪れを村の家々に告げ、かごに乳製品や、卵、果物などを受け取り、天の花嫁は、感謝を表すと同時に、その家を祝福します。

一方で「冬」を表す少年たちが、黒い服を着て、体中に縄を巻き、別の地区を歩いて、少女たちと同様に口上を述べて贈り物を受け取るそうで、しかるのちに、示し合わせておいた場所で、天の花嫁と少年の決着が始まります。

この天の花嫁は「夏」の象徴であり、少年は「冬」の象徴です。「冬」の持つブナの木の枝を、「夏」が3本折り取ると、「夏」の勝ちとなるといい、この結婚式ごっこをもって、この地方の人達は夏の到来を祝うのだといいます。

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また、ドイツの別の地方では、少女がドレスを着て花束を持ち、少年は山高帽にモーニングという結婚式の服装で、お伴と一緒に家々を回り、夏の訪れを告げます。この少年少女の姿はドイツ人の先祖であるゲルマン民族の神話に出てくる神様の地上への訪問を意味しています。

ゲルマン神話では、天の女神をフレイア、天空の神をオーディンといい、この二人の神様の結婚式はが5月に行われたため、この時期がこの世界の繁殖をつかさどると信じられているそうです。

こうした一連の春の儀式が、ヨーロッパでは「五月女王」と呼ばれ、この日には未婚の女性を主役においた儀式が行われることも多く、フランスのアルザス地方では「五月のバラ(マイレースレ)」と呼ばれる女性が中心となって、同じような行事が行われるそうです。

このほか、ドイツでは、メイポール(五月の柱)を森から切り出して飾り、病気や悪霊を逃れるために、その下を人々が踊りまわる、といったことも行われるところもあるようですが、これは生命と春の象徴である樹木を立てたのがそもそもの起こりで、使われる柱は主にはモミや白樺だそうです。

イギリスにも少し形式は違いますが、夏の到来を祝うために5月1日に野山で摘んできたサンザシを飾る風習があります。元々は中国原産で、熟すると赤くなる果実は生薬、果実酒、ドライフルーツなどの用途があり、日本にも古くに持ち込まれ盆栽の素材としても好まれています。

古代からこの日は祭日であり、朝露で顔を洗うと美しくなるともいわれ、夜明け前に花摘みに出かけ、朝露を浴びる五月の最初の日のことをMAYDAYと呼ぶようになったのが、「メーデー」の語源だそうです。

労働者の日としてのメーデーは、1886年5月1日に、合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)が、シカゴを中心に8時間労働制要求の統一ストライキを行ったのが起源で、これがたまたまMAYDAYと重なったことからこう呼ばれるようになったものです。

イギリスでは、このほか5月1日には「モリス・ダンス」と呼ばれるダンスが踊られるそうで、これは男性のみ6~8人のグループが、黒のシルクハットに造花、白シャツと白ズボンを身につけ、緑のベルトを胸と背に交差させて踊るというものです。

さらに脚にはたくさんの鈴がついたベルトをつけ、白いハンカチ大の布を持って踊ったりもしますが、このダンスはかつては、復活祭や聖霊降臨日にも行われていたそうで、ダンスを踊るグループが、家々の門口でこれを踊って金品をもらい、その祝儀を教会の基金に加えたりもしたといいます。

振り返って日本はというと、春を祝う儀式やお祭りはたくさんありますが、こうした夏の到来を祝うような風習はとくにないようで、桜の散ったあとに突然やってくる新緑の季節に合わせるかのようにやってくるゴールデンウィークには、花見に疲れてぐったりで、どこへも行かない、遊ばない、という人も多いかと思います。

我が家では今年はどうしようかな、と考え中ですが、やはり観光地の伊豆のことでもあり、昨年と同様にどこにも行かず見送りかな、といったかんじです。

が、連休が明けたらまた活発に出回りたいと思います。新緑のころの天城山はきれいだそうで、万三郎岳、万次郎岳や八丁池をめぐるハイキングコースには、野生のシャクナゲなども咲いているといい、美しいブナ林などもあって、すがすがしいウォーキングができそうです。

ゴールデンウィークが近づいている今日この頃、みなさんはどんなご予定を立てていらっしゃるでしょうか。伊豆に来る予定の方も多いと思いますが、こちら方面に来ないで、とはいいませんが、出来るだけ主要道は避け、間道を通っていただけると、こちらもそちらも助かると思います。

ただ、伊豆の山道にはクルマ二台がすれ違うのもやっとという道も多いのでくれぐれもご用心を。そしてマナーを守り、ゴミはなるべく持ち帰ってくださいね。

連休あとの伊豆が、いつものように美しいままでいることを祈るヒゲオヤジからのお願いでした。

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