7月も中旬に近づいてきました。
学生さんはもうすぐ夏休みだ、ということでワクワクでしょうが、大人は暑い中あいかわらず仕事にいそしむ日々が続きます。
しかしその大人たちにも、お盆休みという長期休暇が待っており、夏の到来に心をときめかす人も多いに違いありません。
その夏はまだ梅雨が明けきっていないのでまだまだ本番というかんじはしませんが、気温だけは確実に上がってきていて、この山の上でも日中の最高気温が30℃近くになる日も多くなってきました。
そんな中、明日にはNASAの惑星探査機、New Horizonsが冥王星に最接近します。一時は通信途絶が発生し、回復後も一部の機器しか動作しない状態(セーフモード)に陥りましたが、その後の作業により復旧したようです。
既にハッブル宇宙望遠鏡を上回る解像度の写真などを送ってきており、巨大なクレータらしきものや、南半球には海?とおぼしきものの様子などがNASAのHPなどでみることができます。このあとどれほど鮮明な画像を見ることができるのか、また、この映像から何がわかるのかが非常に楽しみです。
その後ニュー・ホライズンズは、冥王星よりもさらに外の太陽系の果ての世界へ飛び出し、凍った小惑星が集まったカイパーベルトで何らかの天体を探査することになっています。その天体はまだ決まっていませんが、2020年頃、このカイパーベルトの探査がすべて完了した段階で、あるデータを送信することになりました。
人類からエイリアンたちへ向けたデジタル・メッセージであり、2014年にはこのメッセージの内容を検討する、「New Horizons Message Initiative(NHMI)」が既に結成されています。その結果策定されるメッセージは、ボイジャー1号とボイジャー2号に積み込まれた「ゴールデンレコード」に似たようなものになる可能性があるようです。
このゴールデンレコードには、アナログ録音と複数の画像が収められており、ボイジャーに積載されたものは、NASAの科学者ジョン・ロンバーグという人がデザインしたものです。そして、上のNHMIは彼が同趣旨のメッセージを搭載しようと呼びかけてできた組織です。
ニュー・ホライズンズは搭載している8GB相当のフラッシュメモリを使って冥王星を観測中ですが、このメモリには十分な記憶容量がないため、現段階ではこのメッセージを注入することはできません。が、カイパーベルトでの観測をすべて完了したら、このメモリをフル活用してメッセージが宇宙空間に向かって発せられるということです。
ニュー・ホライズンズはこのメッセージを放ったあと、太陽の影響圏の外にある未知の暗闇へとさらに延々と旅を続けていく予定です。このように太陽系外に出る人工構造物としては、パイオニア10号と11号、ボイジャー1号と2号に続いて5番目になります。
一番最初に太陽圏外へ飛び出したパイオニア10号は、後にボイジャー1号に抜かれるまでは、人類が製造した物体のなかで地球から最も離れた地点に到達しました。現在、地球から53光年離れたアルデバランの方向へ移動を続けていますが、もしアルデバランに到着するとしても、それまでに要する時間は約170万年と予測されています。
一方、より新しく打ちあげられ、より推進機能が増したボイジャー1号は、既にパイオニア10号を追い越しており、2015年1月現在、太陽から約195億3600万km(130.239AU)の距離にあります。が、これは1光年の0.2%の距離にすぎません。我々が生きている間にはわずか(と言ってもスゴイ距離ですが)1光年先より先の星にすら到達できないわけです。
ボイジャー1号に続いている2号も似たような状況のようです。従っていずれにせよ、ボイジャー1号、2号によって、その先の世界を人類は垣間見ることはできないでしょう。そしてこれに続く、ニュー・ホライズンズも同じでしょう。
しかしながら、1977年の打ち上げ当時470Wを供給していた原子力電池は、2008年の時点で285Wに落ちており、節電のため一部の観測装置の電源を順次切ってゆくことで、2025年頃までは地球との通信を維持するのに十分な電力を供給できると期待されており、さらに新たな知見が得られる可能性があります。
さらに最新型のニュー・ホライズンズの寿命はさらに長いはずであり、おそらくは今から30~40年以上先まで生きつづけるのではないでしょうか。そのとき私は生きていないでしょうが、これを読んでいる若い世代の方々は、現在よりもはるかに新しい宇宙観を得ているかもしれません。
とはいえ、どんなに頑張ってみても、現在の人類によって実際に到達できるのは、せいぜい1光年以内の宇宙です。現在においては、高速を超えるような宇宙船はおろか、光速未満でも太陽系の外縁まで一年足らずで行けるような飛行船は実用化されていません。また、光の速度を超える、ということは、相対性理論によれば不可能ということになっています。
同理論によると、物体の相対論的質量は速度が上がるに従って増加し、光速において無限大となります。このため、単純に加速を続けても光速に達することも、光速を越えることもできないでしょう。従って超光速航法と呼ばれるようなものは、現時点ではSFだけに見られる架空の航法ということになります。
仮にそういうことができるようになる技術が開発されるとしても、現在の人類が持っている英知では飛躍的な進歩は得られないと考えられ、それは人類以外の知的生命体によってのみ得られる知恵によるものかもしれません。
現在も世界中で見られるUFOはそうした知的生命体が操っている宇宙船ではないか、とする観測は根強く、そうした宇宙人のうち、地球人に協力的な連中の助けを得られればもしかしたら人類も宇宙へ飛び出すことができるかも。
が、いきなり宇宙人との接触云々よりも前に、まず地球外に生命体がいるのかいないのかという議論自体が結論を得ていません。このため各国ともせっせとなけなしの金をはたいてはロケットを飛ばし、月や火星、その他の惑星に生命がいないかどうかを躍起になって探しているわけです。
しかし、地球外生命の存在と地球外知的生命の存在とはまったく別の次元の論議であり、太陽系内で地球外生命が発見されても、必ずしもそれが宇宙人の存在にはつながると言えないわけであり、そのあたりはもどかしい限りです。
なので、これまでも再三にわたって、「スクープ」と称して宇宙人の写真が新聞や雑誌に掲載されたりといったフライングが数多くみられ、さらにはどこかの国の軍部が秘密裡に既に「捕獲」された宇宙人を解剖して、知見を得ている、といった未確認情報が流れたりします。
しかし、これまでそうしたものを正式に公表した国というものはありません。もし本当に宇宙人の肉体を保管しているならば、公にすればいいのに、それをしない、されていない、というのはやはりそんなものは存在しない、と考えるのが妥当でしょう。
もしそうした事実があるのなら隠す必要はなく、公にして人類共通の英知とすればいいわけであり、隠匿する必要性はないわけです。仮にアメリカやロシアなどの大国が何等かの軍事的な意図でそれを秘匿していたとしても、それ以外の国でそうした事実を知り得た国がまったくこれまでにない、ということがあるわけがありません。
従って、現時点では、人類は宇宙外生命体との直接的なコンタクト(手と手を触れ合うという意味で)を持っていない、と判断することができるでしょう。そのため、宇宙人がどんななりと形をしているのか、想像するしか仕方がありません。
これについては、知的生命体を含む高等生物は、地球と似た環境で発生する可能性が高いとする観点や、似た能力を持つ生物は同じような姿になるとする収斂進化の観点から、ヒトとよく似た姿の宇宙人が想像されることは多いものです。が、そもそも宇宙人が地球人と同じように肉体を持っているとは限りません。
意識や精神など霊的な存在のみ、または電気などのエネルギー信号のみで構成された、実体の存在しない生命である可能性だってあるわけであり、それならば、これまで人類が一度も宇宙人なるものとの接触を果たしていない理由もわかります。
地球とまったく異なる異星の環境で進化を遂げた異星人は、我々の想像を絶する異質な形態をしているとも考えられわけで、それどころか我々の知る「生命」に当てはまらない存在である可能性すらあるわけです。
この観点から見るなら、今までに月や火星などで行われた生命探査も不十分であり、かつ、現在の技術・知識はあくまで「常識内のもの」であるとも言えるわけであり、宇宙人なるものがみつからないのもあたりまえです。
仮に我々が「宇宙人」と想像しているものと、「幽霊」と考えているものは同じであると考えてみましょう。すると、その幽霊と話すことができるのは、いわゆる霊感のある人であり、一般的には「霊媒師」と言われる人たちです。
この宇宙人である幽霊と通信ができる人がいたとしたら、その人こそが「宇宙霊媒師」であり、その人を通じて宇宙人からのメッセージを受け取ることができるかもしれません。実際、こうした地球外の実体のない知的生命体とチャネリングによる接触をした、としてその内容を公開している人もいます。
有名なのは、アメリカのバーバラ・マーシニアック(Barbara Marciniak)やダリル・アンカ(Darryl Anka)といった人たちで、このうち、マーシニアックのほうは、今から20年前の1994年に「プレアデス・かく語りき(邦題)」という本を出しています。
日本をはじめ20か国語に翻訳され、アメリカ国内では50万部を売り上げたベストセラーです。「プレアデス人」なる宇宙人とのチャネリングによって受け取ったメッセージが綴られている本で、将来やってくる地球の変化のために、この地球にまかれた「種」である我々地球人の役割について語られています。
実はタエさんが、この本に以前にも読んでいます。最近最近再び読み返したらハマってしまったようで、昔よくわからなかったことが今ならよくわかる、とのたまわっており、料理をしながら私にその内容を話してくれたりします。
私自身、読んだことがあるわけでもないので、ここでその内容を紹介するわけにもいきません。ただ、ちらちらと中身を読むと、日本人に対するかなり具体的なメッセージもあり、それはかなり興味をそそられます。例えば、次のようなメッセージがあります。
「地球人類を目覚めさせるために、どうしても必要な試練があるとしたら、それは日本人に与えられる。何故なら、その危難を)乗り越えられると信頼されているから。乗り越える力を見せることによって、他の民族の手本となれるから。他の民族を、目覚めさせられるから。」
これは先に日本で起こった、3.11大震災のことではないか、ということで愛読者の間で話題になっているようです。震災によって手痛い被害を被ったのはそれなりに意味があり、今後日本はこれを教訓にして、世界を引っ張っていくリーダーになる、といったことが書かれているようです。こちらについてはこの本を読破したらまた紹介しましょう。
もうひとりのダリル・アンカのほうは、「バシャール」という、こちらも邦訳がある本を出していて、これは1987年に初版が発売され、1990年までに3巻が出ています。が、現在は絶版になっていて巷には出回っていません。ただ、うちにあるスピリチュアル・ライブラリー「なっちゃん文庫」には完備されています。
その内容ですが、「バシャール」とよばれる精神的宇宙生命体とのチャネリングによる接触によって得られた情報が書かれています。こちらも私は完読していないのですが、この原本もちら見した上で、ウィキペディアほかを参考に、少し整理してみましょう。
それによれば、このバシャールは、オリオン座近くの惑星「エササニ」に住んでいて、個人ではなく複数の意識が合わさったような存在だということです。エササニは物理的には不可視であり、エササニ星人はテレパシーで意思疎通するため言葉や名前も存在しないといい、バシャールという名前は本名ではなく、チャネラーのダリルが命名した名前です。
その内容を俯瞰すると、かなり哲学的な内容を含みます。例えば、時間や時間の連続性といったものは人間が作り出した概念(思い込み)であって、過去や未来などあらゆる時間が「いま、ここ」に同時に存在しているといいます。
このほかの基本的なメッセージをいくつか拾うと、我々は「物理的な現実を体験している非物質的な意識」であるということ、自分で選択をして今この時、地球に存在しているということ、人生の一番の目的は、「最大限に本来の自分になること」です。
そして「毎瞬毎瞬を可能な限り充分に生きること」が我々にとっては一番大事である、といった具合でその思想が展開されていきます。
このように、かなりスピリチュアリズムに通ずる内容でもあります。我々は永遠の存在であり、形を変えることはありますが、存在することを止めることは出来ない、といったことも書かれており、これは輪廻転生に相通じる考え方です。
このバシャールによるメッセージでは、さらに過ぎたる2012年がかなり重要な年であったことについて言及しています。この年には大きな変化が3つあったとしており、その1つはエネルギーの変化であり、もう1つはオープン・コンタクト、そしてもう1つはパラレル・アースへの分化だそうです。
「パラレル・アース(またはパラレル・ワールド)」とは、ある時点で地球が枝分かれすることによって、「波動の高い地球」と「波動の低い地球」とに世界が分かれることを言います。
例えば、2008年に行われたアメリカの大統領選では、結果として民主党のオバマ氏が勝利して現在に至っていますが、実際の宇宙空間には、共和党のマケイン氏が勝利した場合の現在とオバマ氏が大統領である現在がどちらもパラレルに存在している、らしいです。
我々の知る世界は民主党のオバマ氏の世界ですが、民主党からは、過去、ベトナム戦争に消極的だったケネディ氏が出ているように、近年では、極力、戦争を最小限に留めてきた政党であるという印象があります。どちらかというと、(ヨーロッパに基盤を持つ)ロスチャイルドやユダヤ金融資本との繋がりが強い政党であると言われています。
よって、現在我々が垣間見ている、オバマ氏が大統領を務めている現在の地球世界は、より高い波動のパラレル・ワールドに入った、としておきましょう。
一方、共和党は、かつてのブッシュ親子大統領の基盤政党であり、ロックフェラー、ネオコン、軍産複合体など、軍閥と深い関わりがある政党として知られます。共和党政権下では、過去、アフガン・イラク戦争などを起こしていることからも分かる通り、民主党に比べて、より波動が低い政党であると言えるかもしれません。
従って、現世界がパラレルワールドのうちの良い世界、言い換えれば高い波動の世界に住んでいるとすれば、この世界は良い方向に進んでいると考えることもできます。現在我々が住むこの世界にはこうした「覚醒した」人々が増えつつあるといい、地球上でこのように目覚めた人の数が増えてくれば、今後はより高い波動の地球を体験することになります。
バシャールによれば、2012年の冬至の日を境にして、こうしたよりよい波動に目覚めた人の数が14万4000人の臨界数に達し、2013年には30万人、2014年には90万人になっているはずだといい、この数はさらに等比級数的に増えていくそうです。
そして我々が住むこの波動が高い世界では、この後さらにポジティブな集合的エネルギーが加速されて行き、様々な社会的・政治的・経済的変化を促すことになるそうです。
しかし、ポジティブな世界ではポジティブなことだけが起きますが、片やネガティブな世界ではネガティブなことだけが起きるようになります。
ネガティブな一方の極の世界は、完全な破壊、破滅を将来的に体験することになるといい、そしてその世界は核戦争で自らを滅ぼしてしまい、バシャール達が呼びかけても誰の返事もない、とても「静かな世界」になるということです。
一方のオープン・コンタクトというのは、2012年には、地球が宇宙の他の文明に対して置かれていた隔離状態が終わる、という意味だそうです。しかし、だからといって、ただちに宇宙船の大量着陸があちらこちらで起きる訳ではありません。
が、宇宙文明の側からすれば「地球に手を付けてはいけない」というルールは無くなるのだそうで、この時点以降、宇宙文明との交流の決断は、すべて私たちの手に委ねられることになるといいます。
そして2015年迄にあるいは2015年から2017年迄の間に、地球外生命が存在するという事実が明らかになり、大きな衝撃を与えることになるともいいます。
次第にUFOの目撃が増え、2015年以降は個人的なコンタクトや、小グループによるコンタクトが増加するともいい、 最終的に2025年から2033年に掛けて、公的なオープンコンタクトが起きるだろうとしています。
地球と最初にオープン・コンタクトをする地球外生命体の文明の名前まで言及しており、これは「ヤイエル“Yahyel”」という文明なのだとか。ヤイエルの宇宙船はこれまでも目撃されており、例えば、1997年にアメリカで1万人以上が目撃したと言われる「フェニックスの光事件」で目撃されたものはそれだといいます。
これは、1997年3月13日にメキシコのソノラ州やアメリカのフェニックスを中心としたアリゾナ州の上空で、夜間に長時間に渡って目撃された謎の複数の光点物体です。多数の住民によってUFOが目撃され、メディアに取り上げられて大きな話題を呼びました。
事件後にアメリカ空軍による演習によって発生した光であると公表され、光の正体は照明弾だと説明されました。しかし、専門家がこの画像分析を行った結果、照明弾とは異なるものであるという結果を得たといわれており、これを受けて現在でもこれはUFOだったと主張する人々が少なからず存在します。
バシャールは、このフェニックスの光とおなじようなものが、次に目撃される可能性が高いのは2011年、または2013年だろうとしていたようです。が、はたして実際に目撃されていたのでしょうか。UFOの目撃談はたくさんあるので、同定は難しそうです。
いずれにせよ、今後はこうしたオープン・コンタクトが増えるそうで、このヤイエルなる文明とのコンタクトのあと、バシャール達の文明と人類とのコンタクトは、その次の次である3番目になるといいます。
このように、2012年は気づくか気付かないは別として、人類にとって大きな変化があった年のようであり、それ以降、ポジティブなエネルギーが加速してきたといいます。
我々日本人にとっての大きな変革は2011年の大震災でしたが、その翌年がその年である、というのは、この年に、震災を受けて多くの人が復興に立ち上がった、という事実と無関係ではないかもしれません。
その一方で、パラレル・アースへの分化が進んだため、加速するエネルギーは困難や苦悩といった面におけるネガティブな面も拡大したといいます。これも日本にあてはめて考えるならば、震災による被害者の中には、障害や憂苦を抱え込む人々が増えたという事実があります。多くの人がチャンスと受け止めて新たな改革に取り組んだのと対照的です。
このため、人によっては逆にブレイク・ダウンしてしまう人もいるといいます。しかし、ポジティブに生きようとする人はさらにエネルギーを得て成長できます。ポジティブな人ほど、本来の自分を表現することを大事にして生きようとする人々であり、「ワクワクする気持ち」を持つことが、こうしたポジティブ人間になる秘訣だといいます。
現在、我々をとります地球には様々な観念、様々な波長がありますが、それらの中から自分に合った波長をどうやって取り込むか、についてが、この「ワクワク感」を得るためのカギになるそうです。
2012年を境に、そうした各個人の波長に基づいてパラレル・アースへの分化が加速しているといい、さらに今年、2015年はそれがさらに加速するといいます。そして2025年~2035年には、それぞれの個人の持つ波長それぞれは遠く離れてしまい、最終的には自分の波長以外の人の波長を体験することは不可能になるといいます。
具体的には、自分と異なる波長の人間とは離別する、死別する等して、様々な方法でそれらの人間が周囲から消えていなくなってしまいます。
そして、ポジティブな世界とネガティブな世界は完全に分離します。ポジティブな世界ではポジティブなことだけが、ネガティブな世界ではネガティブなことだけが起きるようになります。どちらの世界に属するかは、その人が持っている波長がポジティブであるか、ネガティブであるかに拠ります……
実は、こうしたパラレル・アースは、この宇宙に無限に存在するといいます。そしてそれぞれの世界で人類とは違う宇宙人たちが生活しています。我々が住む世界にも宇宙人が存在し、私たち自身もその宇宙人のひとりです。
しかし、自分が住む世界がどのパラレル・アースへ移行するか、できるかは、2010年から、今年2015年までの5年間の過ごし方が最も重要となるそうです。過去5年間を振り返ってみましょう。どんな5年間だったでしょうか……
これまで述べてきたとおり、バシャールによれば、パラレル・アースのポジティブな一方の極に住む住人は、やがて宇宙文明の一員として迎えられますが、ネガティブな一方の極に住まう人々は、完全な破壊、破滅を体験することになります。
荒唐無稽と思うかもしれませんが、最近の最新の宇宙理論によれば、宇宙は膨張しつつも、いくつものパラレルワールドを実際に創りながら拡大していっている可能性が高いとされているようです。だとすれば、我々が住んでいるすぐ裏側にそうしたネガティブな世界があってもおかしくはないかもしれません。
あなたの周りからいつの間にかいなくなった隣人はもしかしたら、そのネガティブワールドの住人になってしまっているかもしれません。あなた自身も永遠に宇宙人からも相手にされないような世界に住むハメにならないよう、できるだけポジティブマインドを持って生きることを心がけましょう。
バシャールはまた、我々が想像出来るものは、どんなものでも体験することが出来る、と言っています。また、そうした豊かな人生経験は、自分の一番強い観念、感情そして行動の相互作用を通じて「引き寄せる」ものだといいます。
さらに、そうして引き寄せた人生において感じる、「ワクワクする感情」とは、自分たちの「真実」、言い換えれば真我、すなわち核となる「本来の自分のあり方」と共鳴する波動が、物理次元に翻訳されたものだということです。
つまりワクワクすることが、自分自身の発見にもつながるというわけです。今日から早速、自分のワクワクは何かを探し、それを見つけたらそのワクワクに従って生きてみることにしましょう!