「問題」の見方を変える・・・

日付をみると、あっとびっくり!もう5月! 前回の書き込みから、あっという間に一カ月以上が経ってしまいました~ (しらじらしい・・・しっかり認識しておったくせに・・・)。

前回の記事を書いたあと、まだこれから暑くならないうちに、旧宅の家の倉庫を取り壊そうと思いつき、旧宅のある2kmほど離れた町へ毎日通っていました。朝から夕方遅くまでみっちり・・・。ツーバイフォーで作った頑丈な倉庫二階部分を壊し、その下のコンクリートブロック塀をハンマーでたたき割って建て壊し・・・の重労働! 毎日のように体のあちこちに、あざやらキズやらができ、はたまた筋肉痛に悩まされ・・・の日々が2週間ほど続きましたが、ようやく全部撤去し、休息の日々・・・

そして、2~3日でようやく少し体が楽になったので、書き込みしようかな~♪ と思っていた矢先・・・山口の実家の母が緊急入院! あちらに帰って看病やら家の片づけをしておりましたら、それでまた一週間が経ち・・・ 母親は元気になったものの、と、気がつけば連休の真っさなか~ (唖然)。連休中、特段どこへ行く予定もなかったので、疲れた体をいやすべく、毎日ゴロゴロしておりましたら、ブログへの書き込みもすっかり滞っておりました・・・ と、まあどなたが読んでくださっているかはわかりませんが、とりあえず、書き込みが滞っていた言い訳なぞ、もぞもぞと書いている次第・・・

とはいえ、ただ単にゴロゴロしていたわけではなく、山口へ行っている間に読もうと思っていて、果たせなかった読書を家でごろ寝して始めることにしました。本のタイトルは、「人生を変える波動の法則」(PHP出版) 著者は、世界的なスピリチュアル・カウンセラーと言われる、ペニー・ピアース(Penny Peirce)さん。タエさんが買った本ですが、途中で読むのを中断していたのを横取りして先に読むことに・・・

本の内容は、人にも動物にもモノにもすべてに「波動」があり、その調和において、すべてのエネルギーが高まり、人にとってはそのエネルギーの高まりによって幸せになることができる・・・といった難しいことが書いてあるのですが、理論的なことが色々書いてある導入部分はともかく、後半部分は非常にスピリチュアルな内容で、なかなか良い本でした。ただ、その内容をブログだけでは伝えるのはちと、難しい・・・かな。

なので、全部を紹介するわけにはいきませんが、その中の一節を紹介することにしましょう。
「より高い答えと選択と計画を見つける」という章の中の一節なのですが、私はなるほど!と思いました。そのまま引用します。

◎問題の見方を変える
「運命とは、日々の問題を一つずつ悩みからチャンスと導きへと変えることによって、少しずつ歩んでゆくものです。一つひとつの問題と向き合うとき、魂が何を意図としているかを探しましょう。魂はあなたが体験から学ぶために、様々な状況を作り出します。問題に気づいたときに、自分の内側を見ると、自分がエネルギーの流れを止めていることに気づくでしょう。あなたがまだ十分に体験していないことや、人生について誤った認識を持っているところを、魂が教えているのです。問題とは、必要なことにあなたの注意を向けさせるものです。問題のある状況を変えようとして戦略や行動を探すかわりに、その状況をじっくり味わって、魂は自分に何を気づかせようとしているのか見て下さい。
たとえば、上司に昇進と給料の値上げを要求するとき、ほんとの気持ちは会社を辞めて独立したいのかもしれません。アパートの隣人のたばこの煙が寝室に入ってきてイライラしているのは、自分の家を持ってもいいのだと気づくためかもしれません。問題を新たな気づきへのきっかけとすることによって、魂の表現と運命を邪魔していたものを除去できるのです。」

どうですか?自分に生じた様々な問題は、自分自身の魂が、その問題の勃発と同時にその解決策を教えてくれようとしている時なのだ・・・という意味のことを言っているようです。ピアースさんはさらに、問題が長引いているときの具体的な事例と、その問題に自らが気づき、問題自体が解決の方向へ変化していく場合の事例についても具体的に示していて、私は、それを読んでいちいち、なるほど、なるほどな~と感心してしまいました。それらについては、分量が多いのでここで示しませんが、そのあと、ピアースさんはまとめ的に、こうも書いています。

「直観の時代には、最善の答えは魂が焦点を当てたテーマに即して浮かび上がってきます。しかもびっくりするほどすてきな答えなのです。「問題」は単にあなたの魂からくる導きであり、方向を変える必要があるということを示すものなのです。解決はあなたの個性の驚くべき部分や様々な変数の思いがけない組み合わせを使って、最も期待していないときに奇蹟的に現れ、いくつもの問題を同時に解決します。」

何か難しい問題に直面したとき、人は悩んだり落ち込んだりしますが、最初にそれを「問題」だと気付いた自分自身の中の場所へ意識を向けると、それに対する答えがおのずから浮かんでくる・・・ 問題と答えは一緒に存在している・・・・ともピアースさんは言っています。

今回の連休中、ここしばらくの間の疲れをいやしていましたが、そのおかげで、すばらしい本に出会うことができました。

さて、連休が明けた昨日は、東京の西の端、青梅市にある「塩船観音寺」にタエさんと行ってきました。つつじの名所で、何万本というつつじが咲き誇っています。七分咲き程度でしょうか。それでもすごい迫力です。つつじの中を急な階段やまがりくねった道も・・・・ たくさんの「問題」をかかえている私たちが、ひとつひとつその問題を解決していく道筋も、きっとこんなふうにきれいな花に囲まれているに違いありません。