南西へ・・・

信州一の名古刹 諏訪大社 この地に住むはずだったのだが・・・・・

「引越先探しの顛末・・・のその後」のその後です。

カードをめくり、いつものように霊視をされていたSさん・・・ 引越先をめぐっては、伊那の家を入手したいがどうか・・・?との我々の質問に対して、重い口調で出て来た答えの内容は次のようなものでした。

「家と住む人の「気」が合っていない。住んでいるうちにあっちこっちに手をいれながらすむようになるかもしれないし、別のところにまた引越したくなるかもしれない。」

そして、

「この家は本当は住まないほうがよい。ただ、もしどうしても買うのなら、家と土地を守っている氏神様、とくに商売をするならば稲荷神社にお参りをした方が良い。」

とのこと。続けて、「蔵に呼ばれたのかな~(この家に惹きつけられたのは蔵のせいかな~)」

とも。確かにあの家でもっとも気になっていたのは蔵だったし、そのほかにも住むためにはあちこち、手入れをする必要があり、結構お金がかかりそうだなー、とも思っていたので内心ぎくり。

さらに、Sさん曰く、

「(二人とも)この家を買うことに、納得しよう、納得しようとしすぎているかんじがする。確かに家そのものは金色のエネルギーで満ち溢れていて、地のエネルギーも強いものがある(すなわち、格が高い)。ただ、住み手となるあなた方のエネルギーと合っていないので、下手をすると家と土地のエネルギーに「食われ」てしまうおそれがあります。」

うーむ・・・ かなり長い間家探しを続けてきて、少々うんざり気分になっていたところでもあり、ようやく巡り合った有力物件に対して、二人とも納得しようしようと、していたかも。

家と土地のエネルギーが強い・・・というのも、言われてみると、なんとなくそんな気がしてきました。本当は必要のない蔵まで付いていて、今の二人の身分にとってはふさわしくないのかも。

そして、もうひとつ思い当たったのは、この家の前の持ち主さんのこと・・・ 実は、この家を入手するにあたり、この家の権利に関する詳しい不動産情報を、案内していただいていた不動産屋さんから入手していたのですが、その情報と不動産屋さんのお話を総合すると、この家の前の持ち主さんは代々この家を守って来た大きな農家の末裔で、とある建設会社の役員までされていたそうです。ところが、何年か前にバブルが崩壊したためでしょうか・・・破産宣告を受け、それでこの家を手放すことになったようなのです。競売に出ていたこの家を案内してくれた不動産屋さんが手に入れ、多少の手直しをして、売りに出した・・・ということ。

・・・ということは、前の家の持ち主さんも、この家と土地のエネルギーに負けて「食われ」てしまったということなのか・・・!?

Sさんの口から出て来たこのお話。本当は、この家は大丈夫、ふたりにぴったりです!とでも言ってもらえるかと思っていたので、それとは正反対のお答えを聞いて一瞬頭が真っ白になりました。

苦労して探してきた家をあきらめてまた、ふたたび家探しの旅に出る・・・!?正直そんな元気はありませんでしたが、これまでもいろんな「予言」を的中させてきたSさんのこと。このアドバイスも真剣に受け止めなければならないんだろうな・・・と少し落ち着いて考えるとそう思えるようになってきました。

そして、気をとりなおして、それじゃあ、今後どうしたらいいんでしょうか・・・とおそるおそるの質問に対してSさんは・・・

「長野はよくないようです。別の家を探すならば、南西のほうがいいでしょう。「灯台もと暗し」と出ている。身近なところに良い話がころがっているのではないか。地元の工務店など(家を実際に作った人など)に聞くなどすると、より質の高い情報を入手できるでしょう。」

とのこと。「南西」というと、今住んでいる東京の多摩地方からみると、伊豆とか箱根方面になります。なので、御殿場とか、三島、箱根あたりのことをおっしゃっているのかな・・・と聞くと、

「南西の方向・・・ 三島、御殿場、箱根・・・いずれも良い。「7」という数字が出て来るので、7週間後か、7月中か、7カ月後に次の家がみつかるのではないでしょうか。」

さらに、「今売りに出している家についても、7月にもしかしたら売れるかもしれない・・・」とのこと。

「今売りだしている家」、というのは、先妻と一緒に建てた家のことです。今はマンション住まいのムシャ&タエなのですが、今の家に住む前に、この家には10年あまりの間住んでいました。思い出深い家だったのですが、タエさんと再婚後気分を一新するため、これを売却することにし、昨年、リフォームをかけて売りに出していたのです。しかしこの不況の中、なかなか売れなくて困っていたのですが、長いこと売れなかったこの家がもうすぐ売れる!???・・・

にわかに信じがたいようなお話ばかりだったのですが、しかしこの時、Sさんが予言されたことは、このあと、ほとんどが現実になっていくのです。無論、このときはそんなことがあろうとは、全然予想もできませんでした。

Sさんは、さらに、「南西の方向に住む家を変えたら、仕事は全体的に幅広くやれるようになる。南西を拠点にするのはとても良い!」ともおっしゃいました。ともかく、南西方向を探せ、仕事の面でも南西方向が良い、縁起の良い土地柄が必ずある、ということのようなのです。

こうして・・・伊那が引越先としてふさわしいかどうか、という命題に対してひととおりのアドバイス(・・・というか私たちにとってはもう「結論」でしたが・・・)を得ましたが、その日はそのあとも、父や先妻など亡くなった人達のことや、今後の仕事のことなど、いろいろお尋ねしました。が、それらのことは、また、別の日にお話しすることにしましょう。

ちなみに、Sさんには相手のオーラの色を見ることもできる方なので、今のオーラの色を聞いてみると、

タエさんは・・・薄いピンク色、紫色の入ったラベンダーのような色(白も入っている)。天界に近い色なので、メッセージを受けやすくなっている。何かを試す時の色。いろんなものに結果を出すために、いろんなことをやるべきだ、とのこと。

ムシャは・・・赤色がある。今、そろそろマグマが発色しはじめている時(仕事に関すること?) 胸のほうに緑色があるので今は癒しが必要。黄色もある。人を引っ張っていく色である。

とのことでした。さらに、ムシャは・・・やりたいことがあるが、それを実行できていないいらだちがある。守りに入らなくてよい。自分がこうだとおもったらやれば良い。というアドバイスも。

家探しに没頭していて、なかなか本来の仕事に戻れないいらだちが現状としてあるのは確かなので、またしても心の中を見られたようでギクリ・・・

それにしても、いつものことながら、Sさんの能力は目をみはるものがある・・・帰ったら早速、南西方向の物件を探し始めて見よう、と帰りの車の中で話し合ったムシャ&タエなのでした・・・