もうすぐ引越です


葛城山から見た富士山と駿河湾 これくらい晴れているのは珍しいそうです

あけましておめでとうございます・・・と、2カ月以上も経ってからの、新年のご挨拶は、さすがに、心苦しい限り・・・

昨年末以来のこの間、実家のある山口への帰省と、伊豆への引越荷物の搬入の繰り返しの間、昨年暮れに頂いた、某気象庁の仕事が、超ハードスケジュールとなり、ブログを更新する暇もないほど、忙しかったのです。

さらに、その忙しさに追い打ちをかけるように、愛猫のテンちゃんが眼病を患い、そのため、わざわざ眼下が専門の獣医さんに診てもらうために、沼津まで行くなど、年明け早々、今年はいったいどうなるんかしらん・・・と雲行きあやしい新年のスタートなのでした。

獣医さんによると、目の奥のほうにできた腫瘍なため、悪性か良性か判断できかねる、が、最悪は眼球摘出もありうる・・・とまで言われたは、さすがにショックで、一時は夜も寝れないほどだったのです。ところが,、獣医さんから頂いた目薬の効果もさることながら、タエさんの、「ハンドパワー」で毎晩、目をあっためていたところ、赤黒くなっていた腫瘍が、今はすっきり、何事もなかったように消え去りました。えー こんなことってあるんだ―、とちょっと感動です。もともと、本人(本にゃん)はあまり、気にしていなかったようですが、今は、前よりもまして、元気になったようで、ともかく何より何より、で、ほっとした飼い主なのでした。また、本ブログの「テンちゃん歳時記」で元気な姿をお目にかけましょう。

そして・・・忙しかった仕事も、ひと段落。そして・・・もう3月に入ってしまいましたが、この11日には、伊豆へ向けての引越の段取りとなりました。

もうすぐ住み慣れた、この多摩地方を離れるのか・・・と思うと、いろいろ感慨深いものもありますが、いいことも沢山あったけど、辛いことも多かったこの町とも離れることについては、むしろさばさばした気分。10日後には、晴れて伊豆の住民となり、心機一転、新しい生活が始められる!と、考えると、新年から忙しすぎた毎日もまたそのための準備期間だったのだ・・・と思うこともできます。

うれしいことは、もう二つあります。そのひとつは、今年18歳になる、一人息子君が無事、希望する大学に入学できることとなったのです。彼の選んだ大学は、千葉の山奥にあるため、この11日以降、彼だけが、ここを離れて一人暮らしすることに。我々とは、静岡と千葉に分かれて別々に住むことになりますが、かわいい子には旅をさせよ、の例えどおり、彼のほうもこれからいろいろ良き人生経験を積んでいくことになるのでしょう。

もうひとつあった、いいこと、ふたつめ。それは、タエさんがご両親から受け継いでいた、広島の実家が売れることになったのです。ここ4年ほど、賃貸住宅として、テナント貸しをしていましたが、そこに住んでいいただいているご一家が、この家をたいそう気にいられ、欲しいとおっしゃってくださったのです。昨年暮れから、その方と交渉を続けていましたが、このお正月には、ようやく売買契約を結ぶことができました。そして、先日ようやく先様のローン決済のめどがたったとの連絡があり、今日、これから二人でその代金受け取りに行って来ることになったのです。帰京は、明後日。何と、私の誕生日です!誕生祝いとしては、これ以上のものはありません。

なにはともあれ、すべてがすっきりまとまって、すがすがしい気分で迎えられた、今日3月1日。天気も上々で、もうすぐ新たに始まる伊豆での生活にあたり、すべての準備が整い、気分よく過ごせそうです。

今年は、年明けからブログに何も書き込めない状態でしたが、これからは頻繁に更新していきたいと思います。