5月になりました。まだまだ引っ越し後の後片付けやら、家の補修何やらで忙しい日が続いています。最近、荒れ放題になっていた庭の手入れにも手をつけはじめましたが、これがまたなかなか大変な作業です。
我が家には富士山の見える北側に広い芝生の庭が、また東側には築山のあるちょっとしたガーデニングスペースがあります。前の持ち主さんは、この東側の庭に大きな木を何本も植えていたようで、これを、家を売り払う前に思い切って根元から伐採されたようです。
伐採した直後はよかったのでしょうが、その切り株からは新しい芽が次々と出て、庭全体がさながら、さかさまに立てた大きな箒(ほうき)が乱立しているような状態。これらを伐根しないことには花も植えられません。北側の芝生の庭も雑草だらけで、長年放置されていた結果、萱(カヤ)の一種があちこちに生えていて、これも根こそぎ抜かないときれいな芝生の庭は取り戻せそうもありません。
暑い夏が来る前に、できるだけ庭の手入れをしておこう・・・と思うのですが、ひととおりの形になるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
というわけで、ブログ更新もなかなか手つかずの落ち着かない状況がまだまだ続いていますが、家の中の片づけも進み、家の外の手入れまで始めるようになった昨今は、少し心に余裕がでてきた感じがします。家の外へ頻繁に出るようになり、どこに行けば安くておいしい食べものが手に入るかもわかってきました。
買い物だけでなく、散策もよくするようになりました。歩いて5分ほどのところには、修善寺自然公園というもみじの紅葉で有名な場所があり、またそのすぐそばには修善寺梅林があります。今年は、梅の全盛期はもう終わってしまいましたが、今は新緑豊かなこの公園を散歩するのもなかなか良い気分です。この梅林を通って、すぐ麓の修善寺温泉街へ行ける散策道があることが先日の探索?でわかり、昨日、早速ふもとまで行ってきました。ふもとまでは、杉林の閑静な遊歩道を通って15分ほどで行けます。つい先日までのゴールデンウィーク中は大混雑であったであろう温泉街も、今は人影まばらで、観光客の一番のお目当ての修禅寺や日枝神社もガラガラでした。
修善寺温泉街の界隈には、このほか源氏や北条氏ゆかりの史跡名所がたくさんあるようですが、家の内外の片づけが終わっていない現在、これらの散策をじっくりやろうという心の余裕まだありません。とはいえ、ちょっと修禅寺の境内を散歩し、日枝神社にもお参りしたあと、桂川のほとりも少し歩いてみました。
今は新緑がどこもかしこもあざやかで、桂川沿いのもみじの緑が清流に映えて、すがすがしい空気に満ち溢れています。川面をみると、ちょうど一羽の鳥が水飲みにやってきているのが目にとまりました。あとで調べてみてわかりましたが、どうやらカワガラスという種類のようです。水を飲むだけでなく、上半身を水につけて水浴びまで始め、水遊びを楽しんでいるご様子。数分ほどでどこかへ飛んで行ってしまいましたが、なかなか良いものを見た・・・と、何やら得したような気分になりました。
こうしたふうに、少しずつ生活にも慣れ、近所の散策ができるようになってきましたが、近場だけではなく、少しずつ遠出もするようになっています。先日の連休には、タエさんと西海岸へ半日ほどドライブしてきました。お天気の良い日で、富士山こそ見えませんでしたが、駿河湾の青い海と、5月の心地よい風に吹かれて、とてもよいリフレッシュになりました。もうすぐ5月が終わり、6月に入るとそろそろ伊豆のあちこちで蛍も出るそうで、その観察も楽しみです。修善寺以外の風物にもまだほとんどふれていないので、季節の移ろいとともに、またいろんな場所に出かけて伊豆の自然を楽しめればと思っています。
そういえば最近はスピリチュアルな話もあまり書いていませんね。ご紹介したい話もいろいろあるので、またアップしていきたいと思います。加えて、こちらも引っ越し後になかなか整理できていなかった、タエさんの亡きご母堂のスピリチュアル関係の蔵書の整理がだいぶ進みました。1000数百冊あるようです。興味深い本もたくさんあるので、その内容の紹介なども、少しずつしていきたいと思っています。