伊豆は宗教のメッカ!?


5月も半ばになりますが、結構涼しい日が続きます。引っ越して最初の初夏を迎えるので、こんなものなのかな~と思っていたのですが、お隣の奥様によると、やはり今年は例年に比べていつまでも涼しいとのこと。昨日のサンデーモーニングの司会者、関口宏さんも同じようなことを言っていました。いったんしまいこんだ毛布を再び取り出して、使っているとのこと。

暑いのが嫌いな我々にとっては、涼しいのは大歓迎なのですが、問題はいつまでこの涼しさが続いてくれるのか・・・できればひと夏中涼しければと思うのですが、そういうわけにもいかんのでしょうねえ。

とはいえ、外の涼しさとはうらはらに、外の新緑はどんどん濃くなっていく一方です。窓からみえる富士山の雪もだいぶ解けてきています。伊豆へ来て、気が付いたことがあります。こちらから見える富士山は、南側の富士山。一方、ついこないだまで見えていた多摩地方の富士山は東側の富士山です。

あたりまえのことですが、南側は東側よりも日照時間が多いはずです。このため、富士山の雪の量は南側のほうがより少ない、と思います。なので、今伊豆から見えている富士山は地肌がかなり露出してきていますが、東京からの富士山はまだまだ雪の面積が多いのでは・・・ 以前、引っ越す前に、荷物の搬入のため、多摩地方と伊豆を何回も往復していましたが、その時は確かに南から見える富士のほうが、雪が少ないように思いました。インターネットで山中湖から見た富士山のライブ映像を確認してみましたが、確かに雪はこちらから見るより多いように思います。うーん、引っ越してきたことの実感・・・・・

ほかにも伊豆へ来た実感を感じさせるものがあります。それは、ツバメが多いこと。最近のニュースでは、最近全国的にツバメが減少しているとのことでしたが、それはカラスなどの外敵が増えているのが大きな理由のようです。確かに、この周辺にはカラスは少ないようで、あちこちの家の軒先にツバメが巣を作っているのが目立ちます。繁殖の季節だからというせいもあるかと思いますが、今、こうしてブログを更新している間にもツバメが何羽も飛び回り、チュチュチュチュという独特の声を町中に響かせにぎやかです。

伊豆は、東京や神奈川よりも、より南にあるため、というのも関係があるかもしれません。鳥の専門家ではないのではっきりしたことはわかりませんが、一年中通して温暖ということは、鳥だけでなくほかの動物にとっても過ごしやすい環境なのかもしれません。

伊豆半島の地質的な成り立ちも少し変わっているようです。その昔、南方から大陸地盤のかけらがやってきたが、沈み込めずに日本に衝突して伊豆半島になったと言われているとのこと。以前から、家内の祭事神事でいろいろお世話になっている、広島在住のSさん宅に以前お伺いしたときに、その成り立ちは、インドと同じだとおっしゃっていました。インドも同じく南側からユーラシア大陸にぶつかってできた地形だとのこと。だから・・・とSさん曰く、伊豆は全国の中で一番宗教法人の本部の数が多いんです・・・??? Sさんのご説明を解釈したところ、大陸に島がぶつかってできたような地形では、いろんなエネルギーが蓄積されやすく、スピリチュアル的にも非常に「気」が良い場所なのだとか。インドが仏教の発祥の地でもあるように、伊豆もいろんな宗教団体のメッカなのだそうです。

えー、そうなんだー、と目からウロコ。そういう目でこれまで見てこなかったけれども、そういわれてみれば、何かとお寺やら宗教法人の建物が多いような気もします・・・気のせいのような気もしますが・・・

達磨山高原から見る駿河湾越しの沼津  伊豆「島」が衝突したところ!?

それはともかく、そういう気の良いところに住んでいると言われるのは、「気分」もよいものです。温泉が出るところには、パワースポットが多いということもどこかで聞いたような気がします。そういえば、この家のリフォームをしてくださった大工さんも、ここへ住むようになってみちがえるように元気になったと言ってました。

まだ引っ越してきて2か月しかたっていないので、自分たちがどの程度元気になったのかは、はっきりよくわかりませんが、日ましに家の中外が片付くにつれ、生活実感がわくと同時に、土地の気が少しづつ体の中にみなぎってくるような今日この頃です。